生活機能は年とともに衰えていくものですが、口腔機能を含めて、今自分がどの程度の現状なのかを手軽に調べる方法があります。
独立行政法人 国立長寿医療研究センターとともに設立された公益財団法人 長寿科学振興財団の健康長寿ネットのwebページでは、介護予防のための生活機能チェックがご自身で簡単にでるようになっています。
介護予防のための生活機能チェック(25問)では、25問の簡単な質問に「はい」「いいえ」で答えることで、「運動機能」、「栄養」、「口腔機能」、「生活機能」、「閉じこもり」、「認知症」、「うつ」の7つの機能や症状についてチェックすることができます。
この生活機能チェックを使いますと、口腔機能をはじめとして運動機能、栄養、生活機能、認知症、うつ状態などの簡単な判定がでてき、お住まい地区の相談窓口も紹介されようになっています。
平成18年度に介護保険法の改正により国がスタートさせた地域包括支援センターにより、年々各自治体においてその取り組み方は改定を続けてきています。団塊の世代の高齢化に伴う急速な高齢者人口の増加に備えて、如何に健康状態を長く維持していくかをなるべく早い段階で気づいていただき、そのための対策を的確にとっていただけるようにしていこうとするものです。
当院においても生活機能チェックで口腔機能に何らかの問題があった方は、ご相談していただければどのように対処していけばよいのか等の具体的なアドバイスをさせていただいております。ご家庭で現在介護をしておられる方もふくめて、口腔機能に対しての相談はお一人で考えずに気楽にご相談ください。
西国分寺レガデンタルクリニック院長・歯科医師。歯の治療は、一般的な内科治療などと少し違いがあります。それは「同じ箇所の治療でも、やり方がたくさんある」ということ。例えば、1つの虫歯を治すだけでも「治療方法」「使う材料」「制作方法」がたくさんあります。選択を誤ると、思わぬ苦労や想像していなかった悩みを抱えてしまうことも、少なくありません。
当院では、みなさまに安心と満足の生活を得て頂くことを目標に、皆様の立場に立った治療を心がけています。お気軽にお越し下さい。